閑話休題。どなたかに乞食リストから本を四冊贈って頂けました。ありがとうございますありがとうございます…
黒霧操先生の茜色コンフィチュール。百合姫一月号のメタモルノイズが好きな感じだったので乞食リストに追加した覚えがあるんだけれど、肝心のメタモルノイズは収録されていないのだった。
「金星の彼女」。作中に夢野久作の火星の女が出てきたのでよく覚えている。しかし話し自体はそこまで面白くないという…残念。どうせ火星の女出すんなら、もっと他の話と同程度には鋭い何かを仕込んでおいても良かったんじゃないかな、というかボクはそうだといいなと思いました(趣味)。
「零れ桜」。話の落とし方と背景が百合姫三月号の「散華ノ傷跡」にかなり近くて、まあこんなかなあというところ。
「in the closet ...」。ボクの趣味にドンピシャですねはい、良いと思います。良いと思います。リカさんが本当に見なかったのかどうか、最後にどちらとも取れるような描写をちょこっといれておけば完璧だったと思うんだけれど、趣味なので良いのです。というかリカさんは結局見てないってことでいいのかな。全体通してみると明らかに見てないという方向で話進めてるしそうなんだろうけれど、描き方の都合で実は見てましたとも取れるみたいになってて、でもこれは意図的なものではないんだよな多分…と思うと矢張りちょっと残念だけれど、趣味なので良いのです。
「シガレット≠チョコレート」「茜色プロムナード」。後者は書き下ろしの前者の後日談。これもまあこんなかなくらい。
「溺れる金魚」。百合姫で読んだときに最後の大ゴマが印象的で覚えていたけれど、矢張りそこまでがイマイチかなあと思う。単純に長いのもあるのかなあ。こういうのは 1 から 10 まで丁寧に描いちゃうと、立たせたいものが立たないというか…でもこれも趣味なのでまあ大体よいのです。
あとがきで夢野久作を一番好きな作家といってたり少女 + 病的ってとっても惹かれますとか書いてあったので今後も楽しみですね???でも絶対そっち方向だと売れないですね???なんて世の中だ…
あと腰痛・頸肩腕障害の治療・予防法を買って貰ったけれどまだ一章の途中までしか読めていない。「治療」の部分に期待したいけれど、効果的な治療法が分かってるならこんなに苦労してないよなと思うので、あまりそこまでの期待はしていない。